<日々是出会>2026/05/14
ドラマ「銀河の一票」を見る機会があったことで、改めて政治とは誰のために存在するのかということを考えてしまいました
ドラマの中では、力を持つ政治家たちが党派性や組織防衛を優先する一方で、秘書の娘が親の政治家に不正を正したことで解雇されたことにより、既存の政治に異議を唱えていきます
その姿は単なる反乱ではなく、「見えていなかった声」を社会の中心へ押し戻そうとする行為のように感じました。
私が日頃関わっている精神障がいのある方、不登校やひきこもりの家族の方など、マイノリティとして社会の中で“少数者”として扱われていますが、本当に少数なのでしょうか。
生きづらさを抱えている人は決して少なくありません。
ただ、その苦しみが見えにくく、声になりにくく、社会の中心から遠ざけられているだけなのかもしれません。
社会はどうしても「効率」や「生産性」を優先しがちです。
その中で、学校へ行けない子ども、社会へ出ることに不安を抱える若者、精神的な不調を抱える人たちは、「普通」という価値観の中で苦しむことがあります。
だからこそ必要なのは、「かわいそうな人を助ける」という視点ではなく、一人の人として関わる姿勢なのだと思います。
少数者の人たちは、単に支援される存在ではありません。
むしろ、社会が見失っている大切なものを教えてくれる存在でもあります。
安心できる居場所の大切さ。
人は弱さを抱えながら生きていること。
そして、「役に立つかどうか」だけで人の価値は決まらないということ。
本当に豊かな社会とは、強い人だけが活躍できる社会ではなく、生きづらさを抱えた人も「ここにいていい」と思える社会なのではないか。
ドラマを通して、そんなことを改めて考えさせられました
この「銀河の1票」のコラムはサマリとして掲載しましたが、ページの「個人的なコラム」にも全文を掲載しています。
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