<日々是出会>2024/07/20
イベント:挑戦と希望の地域支援&他機関との連携・その4
今回のイベント「挑戦と希望の地域支援」で、パート1での映像を通じて各訪問看護ステーションの独自の訪問支援を、それぞれの制作意図で作ってもらいました。
ある訪看は、8050問題から自立に向かって適切に支援しながら家族と当事者の間を調整して他機関との連携で、より自立へ導いていく支援を着実に遂行されて、利用者の方の望む人生に寄り添って支えた支援を実施されておられます。
また、ある訪看は、退院後の生活環境を如何に整えて生活を支えるか、という訪問看護としての基本的な支援姿勢を実施しながら利用者のその人らしい生活を支えることを主にとことん伴走した姿勢で取り組んでおられます。
また、ある訪看は、家族や他機関などの相談に応じて、適した支援を提案し、地域の他機関と調整して連携できる体制を作って支援を実施することに重きを置いた支援を実施され、地域支援での訪問看護の存在感を示されています。
各訪問看護ステーションの取り組みを発信できることで、精神科訪問看護という肩書がなくても訪看として真摯に利用者の意思を聞いて支援をすることが基本的であり普遍的な訪看の姿勢であり、必然的に精神疾患を持たれた方への支援も可能であるし、特別な支援が求められているのではなく相手に寄り添った伴走型支援を行うことによって、信頼される関係ができることが精神疾患者にとって、不安な気持ちから安心した生活につながり、希望を持って生活することが可能になり、その姿勢に寄り添うことが訪問看護の存在であると思います。
寄り添った伴走型支援が当事者にとって最善の支援であり、そのような支援を無視して、自分たちに都合のよい利用者を選んで訪問看護を運営している事業所もありますが、特に精神科訪問看護のフランチャイズの法人などはそのような姿勢で、依存的だから管理しやすいという名目でフランチャイズの加盟店を募集しているという状況です。依存的な部分を改善し、主体的に選択ができるために支援するのであって、それを利用して金儲けはありえないです。
今回のパネルディスカッションのテーマである他機関との連携が可能になるには、それぞれの立場で他機関に気軽に連携を依頼したり、多職種の方達と和気あいあいと話せる関係ができるには、相手の見える関係ができることが大事で、義務的な集まりではなく、自分の意思で参加する任意の集まり「語ルシストの会」の存在があり、そこでの出会いが、今の信頼できる関係を生み出したのだと確信しています。
これからも挑戦と希望の生まれるインフォーマルな会として成長してほしいものです。 |
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「障がい者写真集団・えん」メンバー写真を掲載してきましたが、講師が2017年11月に交通事故にあって以降、写真ワークショップを休止していますので、当分の期間、講師が以前撮った写真を掲載します。
![](image.jpg/kofi.gif) |
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