「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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西都市妻地区民生委員児童委員協議会主催

「ふれあい交流会報告」

共催:NPO法人宮崎もやいの会

日時:平成28年8月19日(金曜)11時~12時
会場:西都市地域福祉センター研修会場

今回の「ふれあい交流会」は、西都市妻地区民生委員児童委員協議会の月定例会のプログラムに組み込んでもらい、11時から12時で開催しました。

当事者のふれあい交流会に参加しての感想

「ふれあい交流会」に参加して

日高信明

妻地区民児協主催の「ふれあい交流会」に参加しました。
当事者の語りとアイスブレイクの後、グループワークに加わりました。
最初に訊かれたのは「もやい」の意味でした。
「舫い」という言葉の意味を紹介すると、今度は「宮崎もやいの会」の活動について訊かれました。
精神障害に対しての偏見や差別をなくす活動として、当事者と触れ合う体験が一番いいのではないかと考え、宮崎県の各地で「ふれあい交流会」を開催したということを話しました。
民生委員の方々からは、当事者同士での「舫い」があり、理解促進のために発信している姿に対して評価していただきました。
みんなと一緒に活動するという意義を、あらためて気づく機会にすることが出来て良かったです。

   もやいの意味は、
 ・もやい(舫い)「-をつなぐ」人と人をつなぐこと
 ・もやい(催合い)共同で一つのことをしたりすること


「ふれあい交流会」に参加して

丸山留美


自分達のグループでは、最初の自己紹介で盛り上がりました。

私の病名に関しては、グループ参加者に3択の中から選んでもらうクイズをしたら皆さん興味を持って選ぶのに盛り上がりました。

楽しい雰囲気の場を作っていただいたので、当事者としてとてもよい交流会参加になりました。


「ふれあい交流会」に参加して

河野由利子


ふれあい交流会に初めて参加してグループワークで民生委員の方と初めて意見交換することができました。

グループワークで、当事者の話をしっかり聞くという支援者としての傾聴する姿勢で対応していただいたので、理想の支援者の方達だと思いました。

このような支援者と私達当事者がつながって地域での共生を実現できたらと思いました。


宮崎もやいの会代表・小林の交流会報告

今日は、5名のピアスタッフと西都での「ふれあい交流会」に出席してきました。

私の車にピアスタッフ(当事者)3人娘が同乗して行ってくれたので行きも帰りも車内の雰囲気がカフェ風に盛り上がり、会話も弾んで現地の会場にアッという間に着いた次第です。

会場の待合室で他のピアスタッフと待ち合わせていたら2名の方は先に着いていたので、早速、初対面のピアスタッフの方もおられたので自己紹介をして和気あいあいと時間まで過ごさせてもらいました。

この待っている時間を上手く過ごすことで、本番の交流会での役割をスムーズにこなすことができるので、前段でのルーティンとして大事に考えています。

交流会では、1部で2名のピアスタッフに語りを担当してもらいました。

体験を踏まえて精神疾患の予兆や回復の道筋、偏見などを話してもらうことで、参加されている民生委員の方たちに理解をしてもらったのではないかと思います。

2部のグループワークに進む前に癒しのプログラムとして気分をほぐすのと、同じグループの方たちと親しくなるということで、「幸せなら手をたたこう」をピアスタッフが講師になり楽しくやりました。

終了後、グループワークを行いました。

ふれあい交流会は、接触体験での交流が狙いなので、ピアスタッフが1名グループに参加することで、精神障害及び疾患に関することを親しく聞いてもらう雰囲気を作ってもらい、意見交換をしてもらって理解につなげるという流れで、今日も進めてもらいました。

終了後、各グループで昼食の弁当を一緒に食べることになり、より親しく交流ができました。


宮崎もやいの会代表・小林の所見

語りは、2名の方が自分の体験をふりかえってもらい、しっかり伝えることをまとめてもらった内容だったので、満足しています。
参加したピアスタッフも評価していました。

グループワークで各グループのピアスタッフが生き生きと話をしている姿を見て、今回の妻地区民児協の方達の精神障害を理解することに対する姿勢がグループワークでのピアスタッフの姿を見て感じることができました。

今回のふれあい交流会は、妻地区民児協主催という積極的な開催だったので、当事者を理解するには、当事者の話を傾聴するということを通じて、学ぶこと、気づくこと、を目的に企画をしていただき、当事者の持っている体験から学ばせてもらう、という姿勢で臨んでいただき、その傾聴によって気づきがあったことを最後の報告で聞かしていただきました。

帰りの車中で、初参加のピアスタッフが気持ちよく話すことができました、というコメントをくれたのに対して他の2名も凄く話を聞いていただいた交流会で、時間が短すぎたと皆さんいっていました、と報告してくれました。

妻地区民児協の方達の理解をしようという積極的な姿勢が、ピアスタッフに気持ちのよい交流会に参加したということを、実感させることができたのだと思いました。
このような地域の方の積極性が、共生のできる地域づくりを可能にする要因だと実感することになりました。


各グループワークでの報告

・地域での声掛けをやっていく。
・お互いに地域で支え合うことが大事である。
・和気あいあいと話し合うことができた。
・実体験を話してもらいました。
・自分たちが如何に無知であったか知らされた。
・頑張っている人に、頑張ってという言葉が如何に辛いか理解した。
・日々の中で、暖かい無関心が大事であることを知った。
・傾聴することで、当事者の体験を聞いて多くの気づきがあった。
・当事者の方たちと交流をつないでいくことが大事と感じた。
・貴重な時間を過ごさせてもらいました。

グループワークに参加した当事者が聞いた声です。

・お話が聞けてよかった。

・私たちと何も変わらない。
・勉強になった。自分たちよりしっかりしている。
・まだ悩んでる人たちにも知ってほしい。
・時間が足りない。もっとお話聞いていたかった。
・またお会いしましょうね。
・また機会作りましょうね。

   
 
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