2026/05/25
5月21日、市教育委員会の教育長宛に「不登校支援に関する要望書」を提出してきました。
今回、法人側からは理事長・理事・訪問看護ステーション・県立看護大学教授・市議会議員が参加し、市教育委員会側からは副教育長・学校教育課長・担当職員の皆様に出席していただきました。
今回の要望は、令和7年度WAM助成事業で実施した「訪問看護師による訪問型伴走支援」の実績を踏まえ、不登校支援を学校だけで抱え込むのではなく、医療・福祉・地域と連携した重層的な支援体制を構築できないか、という視点から提案したものです。
不登校の背景には、学校内だけではなく、家庭や生活環境、精神的な不安など複雑な課題が重なっているケースも多くあります。しかし、学校としては家庭の問題に深く介入することが難しい現状があります。
そのような中で、訪問看護師は家庭に入り込み、本人だけでなく家族全体に寄り添いながら支援できる専門職です。
実際、WAM助成事業の中でも、訪問を継続することで家族の不安が軽減され、子どもが少しずつ外に出られるようになった事例などを経験してきました。
具体的な説明として、WAM助成事業に携わった訪問看護師から実際のWAM助成事業での訪問支援事例を説明していただきました。
また、県立看護大学で精神看護学の講義を担当されている川村教授から、今回のWAM助成事業に携わって頂く中で、早期支援に関しての支援案として、訪問看護師・SSW・SCなど多職種が連携して早期に支援を行うフロー図について説明していただきました。
教育委員会側からは、「ケース会議と学校連携の重要性」「医療・福祉との一体的支援の必要性」などの意見があり、副教育長からは「市全体で共有し、関係部署と協議したい」との回答をいただきました。
今回の要望書提出を通して、不登校支援を学校だけの課題として捉えるのではなく、関係部署や地域で支える仕組みづくりの必要性を改めて共有できたことは、大きな意義があったと感じています。
これからも、本人や家族が孤立しない地域づくりに向けて、現場の実践を積み重ねながら取り組んでいきたいと思います。
市教育委員会教育長宛の要望書の詳細やWAM助成事業の報告書は宮崎もやいの会のホームページに掲載されています。