「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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九保大学生と当事者の街中
「ふれあい交流会」


~写真活動を通じた交流~

写真WS体験レポート


写真ワークショップ体験レポート

九州保健福祉大学4年 KW

みんなで同じ道を歩いて同じものを撮影していても、それぞれ撮る角度が違ったり、見る視点が違うと全く別の作品になり、お互いの感性の違いに改めて気づくことが出来ました。また、友達の作品を見ると意外な一面を見ることが出来たり、写真を撮るのがとても上手かったりと、友達の新たな一面を見ること・知ることが出来ました。

私は県外出身のため、今回カメラを持って延岡の町中を歩いてみて、延岡にこんな素敵な場所があるんだなと数々の新しい発見をすることが出来ました。

いつもは車で通ることが多い道でも、歩いて渡ることにより自然の素晴らしさや、延岡の街並みを近くに感じられました。

今までは携帯電話で写真を撮ることはあっても、普段カメラを持つことはほとんどありませんでしたが、今回カメラを持って歩いてみて写真を撮ること・写真に残すことの楽しさや、一人一人の感性の違いで同じものを撮影していても、全く別の作品になるという面白さを感じ、これからもカメラを持ち歩いてみようかなと思うようになりました。

また、カメラを持っているだけで、知らない人とも会話が広がったり、カメラ好きな人と出会ったりと、カメラがコミュニケーションの一つの方法になります。

共通の趣味を通して新たな出会いやコミュニケーションの場が広がるということも改めて知る機会となりました。

短い時間ではありましたが、たくさんの発見と楽しさを知ることが出来ました
 
 次はまた新たな街にカメラを持って出掛けてみたいと思えた1日でした。


写真ワークショップ体験レポート

九州保健福祉大学4年 MF

写真ワークショップを体験してみて、

  同じ景色でも、人によっては違うように見えること

  常に撮影者を批判することなく、受け入れる姿勢

  「どうしてこの写真を撮ったの?」と尋ねることで、より深く撮影者の考えや価値観を知ることが出来ることを実感しました。

精神障がい者向けにワークショップをされているということでしたが、このワークショップは、私たちにとっても自分を振り返る、己を知るという意味で良い経験になるのではないかと考えました。

ワークショップを通し、人の価値観、自分の価値観について知れるきっかけとなったのではないかと考えています。

お忙しい中、誠にありがとうございました。


写真ワークショップ体験レポート

九州保健福祉大学4年 YY

今回のワークショップでは街中の写真を散策しながら撮るということで、何を写真に収めようかと普段は何気に歩いている道を見渡しながら歩きました。 

するといつもなら何気ない光景に映るだろう日常の風景が気にしながら見てみると中々に面白い光景に見えてきて新鮮な感じがしました。

また、散策後に撮った写真を皆で見せ合うことも行いました。

今回の写真は自由に撮って良いとのことだったのでそれぞれがどのような物・ことに興味があるのかをそこで知る事ができましたし、自分自身が撮ったものを見て自分がどんな物・ことに興味があるのかも発見することができました。

今回のような機会(体験)はなかなか無いのでとても新鮮で楽しませていただきました。

本当にありがとうございました。


写真ワークショップ体験レポート

                          九州保健福祉大学4年 TH

 写真ウォークラリーを通して普段通る道もカメラを持って歩く事で視点が変わり景色に興味を持って写真を撮ることができました。
 
 また、同じ所を撮っていてもその人の個性が出て面白いなと感じました。写真にはその人の考えなども現れてくることを学びました。

 自分が撮った写真と他の人が撮った写真を比べてたりしたら面白いと思いました。

 今後もいろんな所を歩きながら写真を撮ってみたいなと思いました。短い時間でしたが楽しく写真を撮ることができました。

 本当にありがとうございました。


町中の写真撮影を通して

九州保健福祉大学4年 SH

 私は、自分の住んでいる地域を、カメラを通して自分の目で見て歩くことに新鮮さを感じました。3年以上延岡市に住んでいるが、見慣れた町並みもよく目を凝らしてみると、そこには全く知らなかった景色があることを知りました。また、カメラを通して、「ここを撮りたい」と思う自分に気付くことがあり、これが自分の気になったモノであると、自分を客観的に見ることもできました。

 精神障がいは病気の症状だけに留まらず、地域社会の偏見も受けて2次的な障がいも持ってしまうことがあるという現状です。その現状下では、地域社会から見られている自分をどうしても考えてしまうと思います。しかし、実際にこの写真撮影を通して、新しい自分の目であるカメラを持ち、自分の住んでいる地域を見ることで、小さなところから希望や元気をもらえるのではないかと感じました。私は、空を見てカメラを構えたときに、小さい頃の自分を思い出し、当時の感覚を少し思い出したような気がしました。

 写真を撮り終わった後の鑑賞会では、他の人の撮った写真を見て、自分と違った視点で町を見ていることに気付けることができました。同じ木の実を撮っていても、自分と他の人の撮った視点は全く同じものではなく、一人ひとり違うことを学びました。また、気になるところも違っていて、そこにその人の個性が現れているのではないかと考えました。その個性は、その人の強みであり、精神保健福祉士はその強みに気付くことが大切だと感じました。写真撮影を通して、その人の強みを見出せる、とても良い機会であると感じました。

 私が将来、精神保健福祉士として現場で働き、プログラムを企画するような機会があれば、今回の経験を活かして、積極的に実施していきたいと思いました。
 ありがとうございました。


写真ワークショップ体験レポート

                         九州保健福祉大学4年 M I

 普段私は全く写真を撮らないのですが、今日皆で写真を撮りながら写真撮影がこんなにも楽しいことを初めて知りました。

いつも車で23分で通り過ぎる町並みを1時間かけて写真を撮ったのですが、私はたくさんの景色を見落としていたのだとわかりました。何の写真を撮ろうか迷っていた私が初めに目に付いたのは道草に一輪だけ咲いていた花でした。道路に何げなく咲いている花がとても美しく見えました。普段は時間に押されて見えていなかったものでした。その後もたくさんの花や風景を撮り、何気ない物が美しく見え面白い物や行ってみたい店など改めて延岡の魅力を感じました。またカメラがあることで普段は見ない地面すれすれからの視点なども撮影でき、ちょっとした小人の気分も味わえました。

その後は皆が撮った写真を鑑賞しました。同じ道を通ったのに興味をもったものは皆違っていてそれぞれの好きな物や興味がある物、物の見方などを知ることができました。クラスメイトの知らなかった一面を垣間見ることができ、写真を通してその人を素敵だなと感じました。

小林さんは、今日のような会を精神に障害がある方のリハビリテーションとしても行っているとおっしゃっていました。私は、精神保健福祉士の実習で地域に暮らしていても、どこに外出すればいいのかわからない方や外に出るのが億劫でほとんど家にいる方などがいることを知りました。今日の会はそういった方にとって最高のリハビリだと感じました。

この会は、街の魅力を感じることができ行きたい店が見つかり、一緒に写真撮影した人と仲良くなれ、その人の魅力を感じることができるからです。行きたい店が見つかれば、少し勇気を出して行ってみようかなと思うかもしれません。写真を通して友達ができるかもしれません。その美しい写真を撮った自分を少し好きになるかもしれません。写真にはたくさんの可能性があることを知りました。

また、コミュニケーションをとるのが苦手な方でも、写真というツールを使えば多くを語らずとも何かを相手に伝えることができます。何を話せばわからなくてもその写真を撮るとき何を感じたかという話題が写真の中にたくさん詰め込まれています。そういった面でもこのリハビリテーションは有用だと思いました。

 最後に、今日は本当に楽しかったです。この楽しさを今日だけにするのは勿体ないので、これからも続けて行きたいと思います。また将来福祉職に就いた際に、職場に是非提案してみたいです。
 今日は素敵な会をありがとうございました。


「6月7日の写真WSを通じての「ふれあい交流会」報告!

 昨日は、九保大の学生に写真ワークショップを体験してもらうというプログラムを知合いの助教の先生の企画で去年から実施することになり、延岡に10時までに着くように6時に起床して宮崎を7時に出た次第です。

 通常、延岡まで2時間30分ぐらいかかるのですが、昨日は日曜と早朝ということで、車が混んでいなくてスイスイと延岡まで進むことができ9時前に着いてしまいました。

 学生の参加に関しては、任意ということで呼び掛けてもらったら、興味のある学生さんが8名ほど参加してくれました。

 その他、当事者2名・関係者3名、全体で13名の参加者でした。

 10時集合で場所は、相談室とびらに集まり去年とは違うコースをカメラを持って散策しながら、気に入った被写体や興味のある風景を撮りながら、ゆったりしたペースでしゃべりながら「とびら」に帰ってくるというコースを楽しんできました。

 散策後、それぞれ撮った写真をモニターに映して参加者みんなで鑑賞して、私が色々聞きながら撮ったときの気持ちや思いを話してもらいながら進めていきました。

 撮った写真を見ながら、その人の個性や好みで選んで撮るので感性がよく現れたり、撮った写真について話してもらうことで、その人の考えがわかることで、他者を理解することにつながる写真WSであることを直接体験してもらうことを目的に実施しているとこです。

 鑑賞会後に、ふりかえってもらったら、
・カメラを持って散策すると普段は気づかないものに気づくことができた。
・みんなで同じコースを散策してもそれぞれが違うものを写しているとこが面白い
・同じ被写体でもそれぞれの撮り方の違いがあることに気づいた。
・県外から来たけど、街中は賑やかな感じを受けた。
・自分の撮ったのを見て特徴(潜在的な偏った感性)が現れて新たな発見ができた。

 最後に、皆さん楽しかった、といってくれました。


6月7日の「写真WS・ふれあい交流会」案内!

6月7日(日曜)、九保大学生と当事者との交流写真ワークショップを延岡市で開催することを、延岡の「のびのびフリースペース&わえん」スタッフの富高亜希子さんが案内してくれているのでシェアしました。

是非、街中を参加者としゃべりながら見慣れた風景にカメラを向けると、新しい街が発見できるかもしれませんね!

みんなで、楽しみましょう!!

※ カメラ持参ですが、持っていない方には、貸し出します。
  (カメラ7台可能)

富高亜希子さんの案内文

イベント情報をいただいたので、ご案内します。

内容:九保大の学生と写真ワークショップでの交流
    散歩しながらの写真撮影、発表・交流会

日時:6月7日()10時~12時頃

場所:延岡市しょうがい者そうだん室「とびら」
    延岡市安賀多町2丁目2番地3

主催:NPO法人宮崎もやいの会 
    http://www1.bbiq.jp/m-moyai/index.html

去年参加させていただきましたが、学生さん達も明るく優しく、和やかな雰囲気のイベントでした

私は今回、所用で参加できないのですが、興味のあるかたはお気軽に参加してみてください!


   
 
特定非営利活動(NPO)法人 宮崎もやいの会
〒880-0867 宮崎市瀬頭2丁目8-12 中村レジデンス3F
TEL&FAX:0985-71-0036
E-mail:m-moyai@kag.bbiq.jp 

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