「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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平成27年度
中央東地区「精神保健福祉講座」

講座の報告です

今日は、中央東地区社協主催の「平成27年度精神保健福祉講座」を宮崎東地区交流センターで実施してきました。

去年から精神保健福祉講座を開催していただいていて、今年も年間行事として組み込んでもらうことができ関係者としては、講座によって理解してもらうきっかけになることを願っているとこです。

今日は、50名ほどの方に参加していただきました。

プログラムは、最初に小林順一(宮崎もやいの会代表)が「精神疾患・障害の現状」ということで話して、江南よしみ地域生活支援センター長の坂本祥宏氏に「地域での支援センターの役割」と当事者で宮崎こころリンク代表の日高信明氏に「精神障害とわたし」というテーマでそれぞれの立場で話していただきました。

小林が一番伝えたかったことは、精神障害に関するイメージと思春期に精神疾患を罹患するということが一番のテーマでした。

メディアが発信するイメージ(危険・怖い)が多くの方に刷り込まれている現状を如何に変えて行くかという時に当事者との接触体験としての「ふれあう」ことによる親しく交流できる機会を作ることが、誤ったイメージを変えていく解決策になると思っています。

また、思春期に発症するということを理解すれば、当事者が生活する中で発症前後に今まで感じなかった違和感を感じたことを話すことで、疾患の初期症状ではないかと用心して、早めの治療などにつなげることが重症になって入院ということを避けるケースになるのではないかと思っています。


講座で話していただいた江南よしみ地域生活支援センター長の坂本さんは、今回のアンケートの報告から、これから支援センターの具体的な活動を広く住民の方に周知していくこと、また、当事者だけではなく地域住民につないでいただく支援センターとして広報していくことをアンケートから受け取っていただくことができ、支援センターの在り方を振返る機会になったことはよかったと話されていました。 


また、当事者の日高さんは、「誰もがなりうる障害」「孤立ではなく、つながることが予防になる」ことを伝えたく話していただきました。
講座を続けて欲しいという意見が、各地に拡がるといいな、と思っていることを
コメントとして寄せていただきました。

色々な機会を活かして同じ経験(苦しみや偏見)を受けない社会を築くためにも経験者として果たさなければならない役目にきづく機会にもなりました。



   
 
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