「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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大塚地区社会福祉協議会主催

「ふれあい交流会報告」

共催:NPO法人宮崎もやいの会

日時:平成28年7月8日 13時30分〜15時
会場:大塚公民館2階会議室

開催のお礼 

大塚地区社会福祉協議会会長 吉本 三千代

拝啓 炎夏の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 先だっては私ども大塚地区社会福祉協議会主催の福祉協力委員・民生委員児童委員合同研修会におきまして、ご多用中にもかかわらず「ふれあい交流会」のプログラムを実施していただきまして、誠にありがとうございました。こころからお礼申し上げます。

 参加者からは「日頃、触れ合うことのできない障がい者の方々とじかに接することができて、また、いろんな質問に回答していただき、知らないことを学ぶ良い機会となりました。
 色々お話しするのに時間が短かったように思いましたが、また機会を設けていただけると、もっと理解も深まると思いました。」

 などのご意見をいただきました。

 おかげさまで今回のふれあい交流会で、障がい者の方々への理解を深め、身近に感じることができるようになり、今回の目的を果たすことができたのではないかと思います。

  これを機会に今後ともご助力、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げると共に、皆様のますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

有難うございました。

大塚地区でのふれあい交流会の各グループのまとめ

◇下区
 ここは民生委員の方ばかりです。うつ病の日高さんという方が車いすで見えられていました。大体皆さん、うつ病に関してのお話が進みました。日高さんの場合は耳が聞こえなくなったことから始まり、夜眠れなくなり、どういう診察を受けたら良いかと内科、精神科を受診して、あとは専門の保健師に相談をすれば、自分の進むべき治療法が分かるんじゃないかと思いました。そして、うつ病というのは、話を聞いてもらうことが一番良いのではないかと話が進んだようです。

◇中区
 「うつ」と「PTSD」という言葉が出たので、それに関してお話を聞いてもらいました。薬は体に合っているかとか、症状とか、特にあったこととか話して、学校で僕の場合はいじめられていたので、その学校で今必要な事は何なのかということを話しました。

僕自身、スクールカウンセラーの先生、先生とはまた違った第3者の先生を置いてほしいと言いました。

地域で共生するということでは、挨拶をすることが大事ですけど、人間皆それぞれなのですが、特に顕著に表れるのが精神疾患者の場合は、挨拶するとその日のテンションによって挨拶の声が小さかったり、聞こえなかったり、という挨拶があるけど、それを不快に思わない様にしてほしいなということと、精神疾患者だから、聞いてあげないといけない、何かしてあげないといけないということを思わずに普通に接して欲しい。見守ってほしい。という意見が出ました。

◇上区
 こちらには兒玉さんがいらっしゃいましたので、うつ病の話になりました。

それぞれがうつ病にかかったかもしれない、家族だったり友達だったり兄弟であったり、経験談の中でいろいろなお話を進めました。

今日のお話を伺って皆の感想としては、完璧主義、まじめな人、仕事が出来る人ほど、うつになりやすいのではということを学びました。

これからいろいろな研修があります。いろんな方と関わる中でテーマではないが、今日の気分はどう?という言葉からいろんな人だちと関わりが出来れば関わり方が違っていくだろうということになりました。

◇南区
 地域で共生していくためにはということで、理解が必要だということとそれには家族からの情報が出にくいのではないかということでした。

それが出やすいような状況にもっていかないといけないなということと当事者からのいろんな意見で、お母さんからは反対されたが本人が民生委員に相談しに行くということで、民生委員から援助を受けて夏祭りとか地域でのいろんな行事に参加したり、ボランティアにも参加したりしている、と本人さんが前向きに行動されているので、ご本人さん達は皆そんな気持ちじゃないかと思います。

私達の所では、普通に接してあげて皆と協力していけたらいいのではないかと思っております。

◇江南地区
 安楽さんに入っていただき、話を進めていきました。

皆さんのグループから出たのと同じような事になるんですけど、まず、障害のある人を特別視しないで、皆と同じような気持ちで接することが大事ではないか。

コミュニケーション、お互い感情の動物ですからストレートに言うのではなくワンクッション置いて相手の気持ちを傷つけない、相手を気遣うということ、そういうことが大事じゃないか、私たちは、あの人は精神疾患がある人だからと何か特別な事をしなければいけないとか、そういう便命感にとらわれることは特に必要ないのではないか。折々、状況に応じてやっていけばいいんじゃないかということが出ました。

最後によっぽど私たち健康なものより人間的に素晴らしいんじゃないかということがまとめとして出ました。

◇日野(司会担当)様より
 もう少し時間かあったらまだまだいろんなことを聞けたと思いますが皆さんの発表内容をいただきありがとうございました。

共生するということの難しさを感じております。中には、既にこのメンバーの中でもそういったいろんな共生をされている方、共生している所で注意していろいろ経験される方がおります。そうでない方もおります。これから私達が生活するうえで非常に勉強になりました。

◇追加したい意見
 上区の所で出た意見でお願いがあります。

皆で最後のまとめで出た話が、こういった貴重なお話を伺っだので、見た目で分からない障害と言われる病気を患っていらっしやるので大変な事てしょうけど、ご本人様たちがこういった機会で広めてほしい、是非「知る」ということが、まずは必要な事だと思います、こういう研修をやって欲しいということが出ました。

◇お礼の言葉
 民生児童委員協議会の会長の土岐です。そして地区社協の民生福祉部会の部会長を3年ぐらい続けてやっている所です。

もやいの会より当事者も含めてこうやって私達に研修の機会を作っていただいて本当に有難うございました。

地区社協の民生福祉部会は、障がいを持っているかたと地域でどう共生していくかということをテーマに努力事項には掲げていたんですが、なかなか具体的にそういう障がいを持った方々が居られる、その方を知る、繋がりを持つのはどうやったらいいのか、項目としては挙げたが具体的にはなかなか出来ない所があったわけです。

今日はいろいろお話を聞かせていただいて、各班から出たように構えないで普通に接していく。とはいえやっぱり私たち民生委員、福祉協力員としては、ここにどういった方がいらっしゃるのか知っておきたい。だからそのために、災害時要支援者名簿を手掛かりに訪ねていく。会えればそれで話が出来て良い、会えなくても何かメッセージを書いて、何か行事がありますよ、参加しませんか?とか民生委員ですがお話が出来ればいいなと思っていますとか、そういうメッセージを入れていく事によって1回や2回でなく何回も重ねながらそういう障がいを持った方と接点を持っていく。そして普通にお付き合いするということが必要なんだと私も皆さんも学んだと思います。そういう意味で今日の研修は有意義でした。大変有難うございましたということを申し上げて、お礼にしたいと思います。
   
 
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