「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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宮崎看護専門学校での講話

~家族・支援者・患者の立場で考えてみる~


宮崎看護専門学校の医療専門課程(夜間定時制)で小林と日高信明さんが講話をしてきました。

48名ほどの准看護師として病院勤務をしながら正看護師を目指しておられる生徒さん達に精神疾患や障害に関して話をしました。

仕事を終えて疲れて学校に通っておられるので講師の話を聞くばかりでなく、アイスブレークやグループワークを入れたプログラムにして実施させてもらいました。

グループワークでは、皆さん楽しく笑い声が聞こえたり意見を言ったりしながら、聞くということから解放されてお互いコミュニケーションを楽しんでもらいました。

それに、それぞれが意見を言うことで、お互いを理解することにもつながるし、最後にグループとして意見をまとめて発表してもらいました。

各グループのまとめでは、色々な意見が聞けたこと、特に看護師として先入観を持たず患者さんに寄り添い積極的に自立に向けて支援をしていくと、まとめてくれていたことは、話してよかったと思った次第です。

<今日のプログラム

1800分:小林氏講話
1825分:終了
1825分:心身をほぐすプログラム(日高氏)
1830分:終了
1830分:日高氏講話
1855分:終了
1855分:グループワーク
 1855分:自己紹介(名前と好きな食べ物)
 1905分:二人の話を聞いた感想
 1915分:二人の話からテーマを決めて話し合う
 1925分:終了
1925分:各班のまとめ
1930分:終了

  二人の話を聞いた感想

・地域との関わりが難しい

・周囲の理解が大切

・家族だけではなく周りの支援も大切だと改めて感じた

・まず、疾患の理解が大切なのかなと感じた

・患者、家族、支援者の考えが一致することが大切なのだと感じた

・実習でデイケアに行った、内容にどんな意味があるのか考えた

・精神疾患を理解することが大切なのだと感じた(興味を持っているのでもっと勉強したい)

・患者を生かすも殺すも周り次第なのでは?

・本人の意思も関係してくるのではないかと感じた

・病気が知られてないから苦しかっただろうと思った

・医者も見つけることができなかった病気を見つけたソーシャルワーカーの人はすごいと思った

・患者についてよく考えており病気についても調べていた

・他人だったら我慢できるが、身内ということでのストレスが大きいと思う

20歳まで健常者だったということで、余計に何でこれができないのだろうと思ってしまう

・いつ病気を発症するかわからない

・まだ、全然知らない病気がある

・家族の気持ちがわかった

・想像力を持って対応することが大切だと感じた

・初めて精神疾患の人に触れた時に、怖いという偏見があった

・偏見は、現在もあるのだということを感じた

  グループワークで出た意見

・自立を支援することは対象者により支援内容の個人差がある

・対象者の希望や特性を見ぬいて自立に向けた支援を行っていく

・対象者が自立していくには時に厳しい意見も必要である

・精神疾患の方に対して、先入観を持たない

・精神疾患の方に対して、まずは、その人を理解しようとする

・視野を広げ、患者さんの背景を知ること

・創造力をはたらかせて、その人の抱えていることに寄り添う

・患者の病名だけを見て決めつけるのではなく、色んな方向から患者の症状について考える

・患者さんの気持ちを理解しようとする積極的姿勢

・精神疾患を未然に防ぐためには、情報を発信していく

・疾患にならないように、自分達の環境を整える

・理解することが大切

・自立するには、孤独にさせない

・孤独になると病院や施設に行くのも嫌になる

・本人の自立を促せるサポートを家族とチームになり援助する

・患者の気持ちを理解、共感しながら寄り添える看護

・患者の家族に対しても身体的、精神的にケアする

・患者の自立に向けた支援を行う(全てを援助しない)

   
 
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