<日々是出会>2025/06/29 第2回目の「不登校やひきこもりの初期介入支援と自立支援サポート事業」の研修会が明日になりました。
平日の18時からという日時の条件で今まで開催したことがない中、多くの方に参加を申し込んでいただいていますが、まだ席には余裕がありますので、当日時間の余裕ができたから参加しようという方にも当日受付を実施しますので、参加よろしくお願いします。
今回の講師の田邉友也氏のプロフィルは、2002年看護師資格取得、2010年精神科認定看護師登録。2016年大阪府立大学大学院看護学研究科博士前期課程修了。2019年、精神看護専門看護師登録。2021年、公認心理師登録。精神科薬物療法における看護、発達障害、トラウマインフォームドケアに関する講演など全国から依頼あり。山口大学大学院医学系研究科博士前期課程非常勤講師も務める。著書等多数。
不登校や引きこもりの要因として、人間関係のトラウマによることが多いということでトラウマインフォームドケアの関係性を活用して取り組んでおられ、ただ「見守る」だけじゃなく、一緒に考え、一緒に歩く、誰かのそばに、そっといる力を生かした、対人支援を実践されています。
支援者は被支援者を「治す」存在ではなく、「寄り添う」存在であるべきで、これにより、安全で信頼できる人間関係が構築され、被支援者は安心感を得ることができます。
また、被支援者が持つ力や能力を引き出す視点を持つことで、彼ら自身の成長や回復を支えることができるという視点から訪問支援を実践されています。
具体的な話を講演で聞けることは、とても有意義な時間を過ごすことになるのではないか、と期待をしています。
TICの基本姿勢は以下の通りである。
1,当事者に対して中立的で批判的でない言葉遣いをする、
2,当事者の意見を尊重する、
3,当事者の考えや要望を踏まえて支援内容を決定する、
4,当事者の決定を尊重する。
このようなアプローチにより、安全、尊厳、選択を重視した支援が可能となり、本人の自尊心や安全感を回復させることが、社会復帰へとつながると思える。
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「障がい者写真集団・えん」メンバー写真を掲載してきましたが、講師が2017年11月に交通事故にあって以降、写真ワークショップを休止していますので、当分の期間、講師が以前撮った写真を掲載します。
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今日までの来訪者は
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