<日々是出会>2025/04/12
今回の福祉医療機構のWAM通常助成事業に応募して内定の通知を頂くことができました。
宮崎もやいの会として2017年に市に対して地域活動支援センター3型の設置を認めてもらい8年たって新たな社会的課題としての不登校やひきこもりの家族への初期支援としての訪問型の伴走支援の必要性を感じて申請しました。
法人として、どのような課題があって申し込むのか、また、どのような取り組みをするのか、ということをしっかりと記載しました。
【地域・社会の課題】
不登校やひきこもりが長期化し、二次障害としての精神疾患を発症するのを防ぐには、初期における早期支援が不可欠です。しかし、公的な相談窓口では限界があり、多くの家族が孤立し、適切な支援を受けられていません。国の不登校・ひきこもり対策は、すでに一歩踏み出した人向けが中心で、家にこもる当事者への支援に対して明確に打ち出されていません。
私たちはこれまで精神障がい者の地域支援や啓発活動を行ってきましたが、不登校・ひきこもりの方々の支援には、訪問看護ステーションなどによる訪問型の伴走支援が不可欠です。特に、制度の狭間にいる当事者や家族には、継続的な支援が求められます。しかし、現行制度では報酬が保証されず、民間の支援が届きにくい状況です。
そこで、WAMの助成事業を活用し、独自の報酬制度を設けることで、訪問型伴走支援を実施するモデル事業を立ち上げ、支援が届いていない家庭へ直接アプローチします。
【取り組む理由】
精神障がい者支援において、訪問型の伴走支援が効果的であることは実証され特に訪問看護ステーションの役割は非常に重要です。これまでの活動を踏まえて、不登校やひきこもりの方々への寄り添った伴走支援による訪問支援が効果的であると思えます。また、子供医療費助成制度を活用すれば、医療的アプローチを含めた包括的な支援が可能です。
しかし、訪問支援を実施するには、医療機関とつながる前段階として、家族や当事者の同意を得る必要があります。この活動には報酬保障がなく、民間事業者が支援を避ける傾向にあります。
この課題に挑み、支援の手が届きにくい家族へ希望を届けることが、私たちNPO法人の使命であり、制度の隙間にある人々の社会的課題に正面から向き合い、当事者や家族がより良い未来を築けるよう、ともに歩んでいきます。
という内容を申請書に記載をして申し込んだことに、審査員の方も共感していただき選んでいただいたことに感謝しています。
今回の申請に対して連携先として、以下の事業所が快くお受け頂きました。
#ココロとカラダのリハビリテーションほのか
#訪問看護ステーションすずり
#訪問看護ステーションつむぎ
#訪問看護ステーション栞
#訪問看護ステーションハピネス
#訪問看護ステーションフローレット
#放課後等デイサービス学遊館
#南宮崎コミュニティデザインラボ
#特定非営利活動法人ASDみやざき
#有限会社サン・グロウ |
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「障がい者写真集団・えん」メンバー写真を掲載してきましたが、講師が2017年11月に交通事故にあって以降、写真ワークショップを休止していますので、当分の期間、講師が以前撮った写真を掲載します。
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今日までの来訪者は
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